戒めというイカツイ言葉がございます。
私もまた、職業ライターとして残してきた数々の記事への戒めや、これまで何気なく口にしてきた言葉への戒めを、ちょっとディープな体験を通して知りました。
「戒め」という言葉は怖いと感じましたので、臆病にもなりました。
ところが最近、「いましめ」とは「今示すこと」であるとの解釈に至ったのです。
例えば人に対して、物事に対して、自分に対して心得違いをしていた結果、からだが病を得たと致します。病は「戒め」でありましょうか。いいえ、「生き方を変えれば病たちまち退散す」と、天が(あるいは本当の自分が)知らせてくれているのです。心得違いというのは人間だれにでも、正しき人にさえあるものです。自分の体や心に無理をさせることも立派な心得違い。社会から受けるストレスの中で生きている私たちには、常に心得違いがあるということなのです。いたわりの少ない心は、人も自分も、物事さえも粗末にいたします。
さて、どうやって心得違いから抜け出しましょうか。
「力を抜いてゆっくりていねいに生きること」です。私はこれを、あるプロダイバーさんから学びました。ていねいに生きることをはじめると、言葉や行動が丁寧になります。丁寧になるとストレスが激減するのです。すると心から笑える人になります。そうすると、自分を楽しませてくれる人が次第に集まってくるのです。これこそ天の理。
2年前の話しです。「お母さん、ひーちゃん(我が家の第二子)ヤバイで。私立高校行くには自分で学校を建てなあかんて思ってはる」何を言うやら。「冗談でしょ?」「いいや、かなり真面目」
先般の三者面談を思い出しました。私立学校の意味がわからない娘に先生がこう説明したのです。「私立というのは個人が建てた学校なの。例えば有名な慶応義塾の創設者は福沢諭吉です、知ってるでしょ?」娘はポツリと「自分で建てはったんやぁ、すごいな」
この娘、力を抜いて生きているのは確かなのですが、抜きすぎて肝心なことまで右から左。今も抜けまくっているのです。つまり、大雑把なんですね、生き方が。修正にはかなりの時間が要るようです。ああ・・・。 |