手痛い失恋を経験すると人は大抵こう思います、「もう二度と恋などしない」。
ぞっこん惚れこんだ恋人がいると人は大抵こう思います、「こんなに愛せる人にはもう二度と会えないだろう」。 どちらもその場の思い込みではありませんね、心底そう思うのです。それが快感でもあるからです。ところが現実は違う場合が多い。傷は案外早く癒えてゆきますし、人はいつでも懲りずに新しい恋をします。そしてどの恋にも一生懸命です。心がコロコロと柔軟に移り変わってくれるお陰で、私たちは豊かな人生を送ることができるというわけです。
「私の友情は絶対に変わらないからね。いつまでも親友でいてね」
こんなことを何度か言われたことがあります。私はうやむやに微笑むだけ。そのたびに友人は不完全燃焼の面持ち。
「はい」とひとこと言えばいいものを・・・どうしてもいい返事ができずにいます。なんといいますか、「絶対」を頻繁に口にする人ほど心変わりも「絶対」でして、残念ながら私はそれを生まれたときから知っていたように思います(笑)。そしてそれは真実だと思うのです。どんな約束にも絶対はありません。移り変わることのみがこの世の法則ですから。
言いつつ、わたしは親友を心から大切に思っています。いつまでも親友でいようと思うのではなく、親友である「今」を大切にしたい。親友としてくれたその心に応えたい。
絶対変わらない心があったのかなかったのか、この人生を終えるときにようやくわかることでありましょう。変わらない心がひとつでもあったとき、私たちは満足の心持で旅立てるように思うのです。それは家族や人への愛かも知れませんし、天への感謝の気持ちかも知れません。
「君への想いは生涯変わらないよ。僕には君しかいない」
「うれしい」
「だから君、少しばかりの浮気は許してくれないか」
「・・・・・・・・・・・」
春田晶子さん プロフィール
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春田晶子(はるた しょうこ)作家/コラムニスト
1958年、鹿児島県大口市生まれ。
1988年~’95年、コピーライターとして活躍。
1995年、フリーライターに転身。春田柾珂(後に匡柯に改名)のペンネームでリーフ、講談社、東洋経済新報社などの取材記事を担当。
2003年、作家活動を開始。
2004年4月、東京南青山に悟楽総合オフィスを設立。FunaiMedia執筆・編集に携わる。
2005年5月から愛知県在住。
本物研究所編集顧問。
著書『奇蹟の人GORAKU.』(2003年 評言社)
『天の国のことば』(2005年 書肆アマネ新刊)*2005年10月下旬発刊
職業ライターとして数多くの著名人を取材し記事にまとめてきたが、昨年(2004年)から立て続けに起こった特異体験によって書き流す記事への責任を痛感、第一線を退き自著に専念している。
現在は愛知県在住。初めての農業にも挑戦中。
手作り農園(元気倶楽部の皆様に活用いただけるよう、元気農園と命名)で育てた作物を毎日の食卓に乗せることと、全国の友人知人に送りつけることが、目下の幸せ。
かねてより疑問を抱いていた現代医療のシステムの見直しに着目、これまでになかった医療&福祉施設の具体化を目指している。
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